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良縁を結ぶ神様が祀られる「大国主社」、美を司る3人の女神様が祀られる「美御前社」。
境内にある女性に人気のお社をご紹介します。

良縁を結ぶ神様が祀られる「大国主社」
八坂神社の大国主社  
英字テキスト:大国主社  

良縁を結ぶ大国主社

本殿にお祀りされている素戔嗚尊の六世にあたる孫神で縁結びの神として知られています。
鳥居横には神話「因幡の白兎」の石像があります。

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縁結びの神大国主神(おおくにぬしのかみ)

大国主社の主祭神は神話の「因幡の白兎」(いなばのしろうさぎ)で知られる大国主神(おおくにぬしのかみ)で、「大国さん」と親しまれ、縁結びの神としても知られています。

大国主神の銅像
>縁結びの神の大国主神

因幡の白兎のおはなし

鳥居のすぐ右側にいらっしゃるのが、大国主神と白うさぎです。
大国主神の最初の妻と出会うきっかけになったのが、この白うさぎなのです。

  • パソコンで見る因幡の白兎のおはなしその1 スマートフォンで見る因幡の白兎のおはなしその1

    昔々、隠岐の島に1匹の白うさぎが住んでいました。
    ある日うさぎはワニ(鮫)にいたずらを仕掛け、怒ったワニに皮を剥がれて大怪我を負ってしまいました。
    痛くて痛くて因幡の砂浜に横たわってしくしく泣いていると、大国主神が通りかかりました。

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  • パソコンで見る因幡の白兎のおはなしその2 スマートフォンで見る因幡の白兎のおはなしその2

    かわいそうに思った大国主神はどうして泣いているのか理由を聞きました。うさぎは、こう言いました。
    「怒ったワニに皮を剥がれた後、大勢の神様が通られ、『海水で洗ってよく乾かすと治るよ』とおっしゃったのでその通りにしました。すると前よりももっと痛くなってしまいました。」

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  • パソコンで見る因幡の白兎のおはなしその3 スマートフォンで見る因幡の白兎のおはなしその3

    大勢の神様とは、実は大国主神の兄神様達でした。
    兄神様達は因幡の国の八上姫(やがみひめ)という美しい姫がいると聞き、お嫁さんにしようと因幡の国に向かっている最中でした。自分たちの荷物は全て大国主神に背負わせていたので、大国主神は1番後ろから付いていっており、ずいぶんと遅れてうさぎに出会ったのでした。

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  • パソコンで見る因幡の白兎のおはなしその4 スマートフォンで見る因幡の白兎のおはなしその4

    泣いている理由を聞いた大国主神は「川に行って真水で洗い、ガマの穂で覆いなさい」と伝えました。
    うさぎはその通りにすると、痛みが治まり、すっかり元通りのうさぎになりました。
    たいそう喜んだうさぎは「八上姫は兄神ではなく、あなたを選ぶでしょう。」と言い残し、自らが伝令の神となって兄神様達の到着より前に八上姫にこのことを伝えました。

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  • パソコンで見る因幡の白兎のおはなしその5 スマートフォンで見る因幡の白兎のおはなしその5

    これを知った八上姫は、こころやさしい大国主神を選び、大国主神のお嫁さんになりました。

    大国主神のやさしい心が八上姫とのご縁を結んだのです。

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良縁成就の
ご利益を授かる

良縁成就のご利益を授かる
大国主神にて販売されているグッズ

良縁祈願の絵馬

大国主社の脇には良縁を祈願してハート形の
絵馬がたくさん結ばれています。
初穂料:500円

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大国主神にて販売されているグッズ2

願掛けうさぎ

大国主社前には、「願掛けうさぎ」が並んでおります。縁結びをはじめ心から実現したいと思っていることをうさぎと供にご祈願いただけます。

大国主社に参拝された際は、願掛けうさぎに願いを込めてお納めください。
初穂料:500円

願掛けうさぎ
奉納の手順

願掛けうさぎの奉納の手順
  • 01
    掛けうさぎの奉納の手順1
    うさぎに名前を付け、ペンで書き込みます。
  • 02
    掛けうさぎの奉納の手順2
    専用の願い紙に願い事を書き、うさぎの中に収めてシールで封をします。
  • 03
    掛けうさぎの奉納の手順3
    大国主社にてうさぎと一緒にご祈願ください。
  • 04
    掛けうさぎの奉納の手順4
    大国主社の前、祈願所に奉納します。
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美御前社  
美御前社の英字テキスト

京都きっての美の神様美御前社

美御前社には美を司る3人の女神様が祀られていて、
「綺麗になりたい」という女性の願いを叶えてくれるお社です。

美容の神宗像三女神(むなかたさんじょしん)

長女:多岐理比売命(たぎりびめのみこと)
次女:多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
三女:市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)

美御前社に祀られている神様は3人の女神で、総称して「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」と言われています。
 容姿端麗な美の神様をお祀りしていることから、舞妓さんや芸妓さんなどの芸能関係をはじめ、美容や化粧品関係の方からの篤い崇敬を集めております。

美容の神の宗像三女神

宗像三女神誕生のおはなし

宗像三女神のお父さんは、なんと本殿のご祭神でもある素戔嗚尊なんです!
宗像三女神誕生のおはなしをご紹介します。

  • 宗像三女神誕生のおはなし1 宗像三女神誕生のおはなし1

    伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は、御子神の天照大神(あまてらすおおかみ)に高天原(たかまがはら)を、月読尊(つくよみのみこと)に夜の世界を、素戔嗚尊(すさのおのみこと)に大海原を治めるように命じました。ところが素戔嗚尊は亡き母を偲んで泣き叫び、それにより天地は大きく荒れました。これにお怒りになった伊弉諾尊は追放を決意します。

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  • 宗像三女神誕生のおはなし2 宗像三女神誕生のおはなし2

    そこで素戔嗚尊は姉神であります天照大神にお別れを告げようと高天原に訪れます。ところがこれを弟が攻め込んできたと思い、武装して待ち構えるのでした。

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  • 宗像三女神誕生のおはなし3 宗像三女神誕生のおはなし3

    素戔嗚尊は敵意がないことを証明するために誓約(うけい)を提案します。それはお互いの持ち物より生まれ出た御子神により判断するといったものでした。*誓約とは … 占いのこと

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  • 宗像三女神誕生のおはなし4 宗像三女神誕生のおはなし4

    素戔嗚尊の持っていた「十拳剣(とつかのつるぎ)」からは三柱の美しい女神である宗像三女神が生まれました。天照大神の持っていた「八尺の匂玉の五百箇のみすまるの珠」からは五柱の男神が生まれました。
    これにより素戔嗚尊は「心優しい女子を生んだのだから、邪な気持ちは私にはない。」と身の潔白を証明し、勝利を宣言するのでした。

    このようにして美御前社のご祭神である宗像三女神はお生まれになりました。

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理容美容感謝祭の様子

理容美容感謝祭の様子

舞妓さんや芸妓さんをはじめ、美容師さんなど、美容や芸能関係者の方もしばしばお参りに来られます。また、11月の第3月曜日は「美御前社理容美容感謝祭」が執り行われ、理容美容業界や化粧品業界で働く方が参列されます。

美容水でさらに美しく

タイトルボーダー

美御前社の社殿前には、「美容水」と言われるご神水が湧き出ており、こちらも非常に人気です。

美御前社のご神水

心から磨かれるご神水
「美容水」

社殿前にはご神水が湧き出ており、身も心も美しく磨かれる「美容水」と言われています。
お肌に2、3滴おつけください。

※飲料水ではありません。お飲みにならないようお願いいたします。

美容水の付け方

美御前社のご神水の付け方
  • 01
    美御前社のご神水の付け方1
    まずは美御前社にお参り下さい。
  • 02
    美御前社のご神水の付け方2
    手のひらで美容水を受け、お肌に2~3滴ほど付けます。

美のご利益を授かる

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美守

美守

身も心も美しくあるように祈願したお守りです。
初穂料:1,000円

京都・祇園の美しさん

京都・祇園の美しさん(あぶらとり紙)

身も心も美しくキレイになるとされる美の神を祀った美御前社に因んで奉製された美人肌になっていただくためのあぶらとり紙です
初穂料:500円

美御前社絵馬

美御前社絵馬

美の神様とされる美御前社を描いた絵馬 身も心も美しくあるように願い事を記入いただけます。
初穂料:500円

良縁を結んで、
美しくなる。

Good match and Beauty

2つのお願いを叶える八坂神社の
ご参拝の仕方はこちらでご紹介しています。

神前結婚式も、
八坂神社で。

Wedding ceremony at Yasaka Shrine

八坂神社では、本殿(国宝)や舞殿(重文)で本格的な神前式を行うことができます。
夫婦神をお祀りする八坂神社で、永遠を誓う幸せを感じてください。

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